ファインコントロールデバイス
FCDseries
- スチール製／STEEL
- ステンレス製／STAINLESS
- 樹脂製／RESIN
- RoHS
- PAT
- PAT.P
アイコンの説明
-
上向き用
-
下向き用
-
上下兼用
天板がスムーズにスライドし、
搬送や組立の芯ズレを補正します。
FCD（ファインコントロールデバイス）とは
FCDは、天板がスムーズにスライドする特色により、ロボットでの搬送や組立工程の芯ズレを補正することができます。また給気により、天板をセンター位置でロックすることも可能です。
内部のボールで荷重を受けることにより、滑らかなスライドを実現！
エアーOFFの状態
エアー未供給時、天板は自由方向（X.Y.θ）に動くことができます。天板に負荷が少ない状態の場合は、マグネットの磁力により、天板はセンターに復帰します。
エアーONの状態
エアー給気により、天板はセンターに戻り、ロックします。センターロックで、揺れがなくなることにより、搬送ができる状態となります。
天板可動方向
- ※FCD-10RC-2はθ方向の動きはありません。
注意事項
- 1空圧回路について
センターロックはエアー圧力で行います。アンロック時には内部のエアーを開放する必要がありますので、三方口以上の弁を使用してください。
- 2使用環境について
水・水蒸気・液体・化学薬品の飛散、暴発・腐食性のあるガスの雰囲気内、キリ粉・切削油・粉塵・スパッタなどが飛散している環境下では使用しないでください。 - 3天板センターロック時とアンロック（マグネットによるセンター復帰）時に、若干の天板の位置ズレが生じる場合があります。
- 4本製品はマグネットを使用しているため、磁力による影響にご注意ください。
標準モデル 新シリーズ 天板回転タイプ
- 従来からある標準モデルよりも許容αモーメント値が約3倍になりました
スムーズなスライドは維持したまま、剛性も高まりました
従来品 FCD-NE10RC-2T 許容αモーメント 3.0N・m 新製品 FCD-10RC-2T-AT 許容αモーメント 9.2N・m - 可搬質量7kg・10kg・20kgの3タイプを標準展開
エアーによる天板の動き
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センターロック 可搬時はセンターロックし、天板のふらつきによる破損やワークの緩衝を防ぎます |
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天板開放 可動範囲内をスムーズにスライド可能です |
| FCD-7RC-2T-AT | |
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| FCD-10RC-2T-AT | |
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| FCD-20RC-2T-AT | |
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| 型 式model | FCD-7RC-2T-AT | FCD-10RC-2T-AT | FCD-20RC-2T-AT | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 使用方向use direction | 上下兼用upward-downward | ||||
| 可搬質量payload limit | 7kg | 10kg | 20kg | ||
| 天板可動範囲※1top plate stroke | X、Y | ±2mm | |||
| θ | 原位置時at original position |
±8.5° | ±8.0° | ±7.5° | |
| 最大偏芯時at maximum offset |
±2.0°～±6.0° | ±2.0°～±5.0° | |||
| 許容モーメントallowable moments | α※2 | 3.8N・m | 9.2N・m | 13.7N・m | |
| 天板ロック機構type of lock for top plate | X、Y、θ | センターロック（エアーON時） | |||
| 繰り返し精度repeat accuracy | X、Y | ±0.05mm | |||
| θ | ±0.5° | ||||
| 天板ロック保持力※3allowable radial load | X、Y | 473N | 539N | ||
| θ | 6.4N・m | 8.2N・m | |||
| 使用圧力範囲pressure range | 0.3～0.7MPa ※ドライエアー使用のこと | ||||
| 耐 圧withstand pressure | 0.9MPa | ||||
| 使用温度範囲temperature range | 0～70℃ ※凍結､結露なきこと | ||||
| 製品質量weight | 765g | 966g | 1,208g | ||
| CAD | |||||
- ※1 可動範囲内でご使用ください。破損の原因となります。
- ※3 ロック状態で天板変位量が±0.1mm（XY）、±0.5°（θ）以内で保持が可能な参考値です。
- ◎エアOFF時、天板は磁力により補助的にセンター復帰します。この時の天板位置とエアON時の天板位置にズレが生じる場合があります。
◎数値はエアー圧0.4MPaにて算出 - 注意）製品の姿勢が垂直方向でない場合は、上記仕様を満たしません。
標準モデル 新シリーズ 天板非回転タイプ
- 従来からある標準モデルよりも許容θモーメント値が約3倍になりました
スムーズなスライドは維持したまま、剛性も高まりました
従来品 FCD-10RC-2 許容θモーメント 3.0N・m 新製品 FCD-10RC-2-AT 許容θモーメント 10.1N・m - 天板非回転で今までに無かった可搬質量7kg・10kg・20kgの3タイプを標準展開
エアーによる天板の動き
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センターロック 可搬時はセンターロックし、天板のふらつきによる破損やワークの緩衝を防ぎます |
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天板開放 可動範囲内（X・Y）をスムーズにスライド可能です |
| FCD-7RC-2-AT | |
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| FCD-10RC-2-AT | |
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| FCD-20RC-2-AT | |
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| 型 式model | FCD-7RC-2-AT | FCD-10RC-2-AT | FCD-20RC-2-AT | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 使用方向use direction | 上下兼用upward-downward | ||||
| 可搬質量payload limit | 7kg | 10kg | 20kg | ||
| 天板可動範囲※1top plate stroke | X、Y | ±2mm | |||
| θ※2 | 0° | ||||
| 許容モーメントallowable moments | α※3 | 7.0N・m | 11.6N・m | 13.0N・m | |
| θ | 6.3N・m | 10.1N・m | 13.6N・m | ||
| 天板ロック機構type of lock for top plate | X、Y | センターロック（エアーON時） | |||
| 繰り返し精度 repeat accuracy |
X、Y | ±0.05mm | |||
| 天板ロック保持力※4allowable radial load | X、Y | 272N | 337N | 409N | |
| 使用圧力範囲pressure range | 0.3～0.7MPa ※ドライエアー使用のこと | ||||
| 耐 圧withstand pressure | 0.9MPa | ||||
| 使用温度範囲temperature range | 0～70℃ ※凍結､結露なきこと | ||||
| 製品質量weight | 783g | 1,046g | 1,282g | ||
| CAD | |||||
- ※1 可動範囲内でご使用ください。破損の原因となります。
- ※2 外力などにより、±0.2°（θ）程度変位する場合があります。
- ※4 ロック状態で天板変位量が±0.1mm（XY）で保持が可能な参考値です。
- ◎エアOFF時、天板は磁力により補助的にセンター復帰します。この時の天板位置とエアON時の天板位置にズレが生じる場合があります。
◎数値はエアー圧0.4MPaにて算出 - 注意）製品の姿勢が垂直方向でない場合は、上記仕様を満たしません。
標準モデル 新シリーズ ノーマルクローズロックタイプ
- よくご要望をいただいております、ノーマルクローズロックタイプを標準ラインナップしました
1サイクルで数秒のみのエアー供給（ならい動作）であれば、エアー・電力消費の低減にもつながります - 可搬質量7kg・10kg・20kgの3タイプを標準展開
エアーによる天板の動き
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天板開放 可動範囲内をスムーズにスライド可能です |
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センターロック 可搬時はセンターロックし、天板のふらつきによる破損やワークの緩衝を防ぎます |
| FCD-7ERC-2T-AT | |
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| FCD-10ERC-2T-AT | |
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| FCD-20ERC-2T-AT | |
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| 型 式model | FCD-7ERC-2T-AT | FCD-10ERC-2T-AT | FCD-20ERC-2T-AT | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 使用方向use direction | 上下兼用upward-downward | ||||
| 可搬質量payload limit | 7kg | 10kg | 20kg | ||
| 天板可動範囲※1top plate stroke | X、Y | ±2mm | |||
| θ | 原位置時at original position |
±8.5° | ±8.0° | ±7.5° | |
| 最大偏芯時at maximum offset |
±2.0°～±6.0° | ±2.0°～±5.0° | |||
| 許容モーメントallowable moments | α※2 | 10.5N・m | 12.9N・m | 18.3N・m | |
| 天板ロック機構type of lock for top plate | X、Y、θ | センターロック（エアーOFF時） | |||
| 繰り返し精度repeat accuracy | X、Y | ±0.05mm | |||
| θ | ±0.5° | ||||
| 天板ロック保持力※3allowable radial load | X、Y | 292N | |||
| θ | 1.3N・m | ||||
| 使用圧力範囲pressure range | 0.4～0.7MPa ※ドライエアー使用のこと | ||||
| 耐 圧withstand pressure | 0.9MPa | ||||
| 使用温度範囲temperature range | 0～70℃ ※凍結､結露なきこと | ||||
| 製品質量weight | 766g | 976g | 1,212g | ||
| CAD | |||||
- ※1 可動範囲内でご使用ください。破損の原因となります。
- ※3 ロック状態で天板変位量が±0.2mm（XY）、±0.5°（θ）以内で保持が可能な参考値です。
- ◎エアON時、天板は磁力により補助的にセンター復帰します。この時の天板位置とエアOFF時の天板位置にズレが生じる場合があります。
◎数値はエアー圧0.4MPaにて算出 - 注意）製品の姿勢が垂直方向でない場合は、上記仕様を満たしません。
エアー圧は0.4MPa以上でご使用ください。ロックが解除されない場合があります。
標準モデル 新シリーズ 両ロックタイプ
- こちらもよくご要望をいただいております、任意ロック・センターロック2ポート設計の両ロックタイプを標準ラインナップしました
- 可搬質量7kg・10kg・20kgの3タイプを標準展開
エアーによる天板の動き（任意ロック用）
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任意位置ロック 
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天板開放 |
エアーによる天板の動き（センターロック用）
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センターロック 可搬時はセンターロックし、天板のふらつきによる破損やワークの緩衝を防ぐ |
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天板開放 |
| FCD-7RNC-2T-AT | |
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| FCD-10RNC-2T-AT | |
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| FCD-20RNC-2T-AT | |
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| 型 式model | FCD-7RNC-2T-AT | FCD-10RNC-2T-AT | FCD-20RNC-2T-AT | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 使用方向use direction | 上下兼用upward-downward | ||||
| 可搬質量payload limit | 7kg | 10kg | 20kg | ||
| 天板可動範囲※1top plate stroke | X、Y | ±2mm | |||
| θ | 原位置時at original position |
±8.5° | ±8.0° | ±7.5° | |
| 最大偏芯時at maximum offset |
±2.0°～±6.0° | ±2.0°～±5.0° | |||
| 許容モーメントallowable moments | α※2 | 4.3N・m | 7.6N・m | 14.7N・m | |
| 天板ロック機構type of lock for top plate | X、Y、θ | 2ポート：センターロック（エアーON時）・任意ロック（エアーON時） | |||
| 繰り返し精度 （センターロック）repeat accuracy |
X、Y | ±0.05mm | |||
| θ | ±0.5° | ||||
| 天板ロック保持力※3allowable radial load | センター ロック |
X、Y | 356N | 433N | |
| θ | 3.6N・m | 5.7N・m | |||
| 任意 ロック |
X、Y | 112.7N | 124.5N | 167.6N | |
| θ | 1.6N・m | 1.9N・m | |||
| 使用圧力範囲pressure range | 0.3～0.7MPa ※ドライエアー使用のこと | ||||
| 耐 圧withstand pressure | 0.9MPa | ||||
| 使用温度範囲temperature range | 0～70℃ ※凍結､結露なきこと | ||||
| 製品質量weight | 815g | 1,030g | 1,290g | ||
| CAD | |||||
- ※1 可動範囲内でご使用ください。破損の原因となります。
- ※3 ロック状態で天板変位量が±0.2mm（XY）、±0.5°（θ）以内で保持が可能な参考値です。
- ◎エアON時、天板は磁力により補助的にセンター復帰します。この時の天板位置とエアON時の天板位置にズレが生じる場合があります。
◎数値はエアー圧0.4MPaにて算出 - 注意）製品の姿勢が垂直方向でない場合は、上記仕様を満たしません。センターロック・任意ロックの併用はしないで下さい、破損する可能性があります。
| FCD-10RC-2T | |
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| FCD-10RC-2 | |
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| FCD-05RC-1T | |
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エアー圧：0.4MPa時
| 型 式model | FCD-10RC-2T | FCD-10RC-2 | FCD-05RC-1T | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 使用方向use direction | 上下兼用upward-downward | ||||
| 可搬質量payload limit | 10kg | 1kg | |||
| 天板可動範囲※1top plate stroke | X、Y | ±2mm | ±1mm | ||
| θ | 原位置時at original position |
±5.2° | 0°※2 | ±7.2° | |
| 最大偏芯時at maximum offset |
0° | 0° | |||
| 許容モーメントallowable moments | α | 3.0N・m | 6.4N・m | 0.3N・m | |
| θ | － | 3.0N・m | － | ||
| 天板ロック機構type of lock for top plate | X、Y、θ | センターロック（エアーON時） | |||
| 天板ロック 保持力※3allowable radial load |
X、Y | 439N | 466N | 100N | |
| θ | 4.0N・m | － | 0.2N・m | ||
| 繰り返し精度repeat accuracy | X、Y | ±0.05mm | |||
| θ | ±0.5° | － | ±0.5° | ||
| 求心力beg for strength | X、Y、θ | 有（エアーOFF時、磁力による） | |||
| 使用流体fluids | ドライエアー | ||||
| 使用圧力範囲pressure range | 0.3～0.6MPa | ||||
| 耐 圧withstand pressure | 0.9MPa | 0.7MPa | |||
| 使用温度範囲temperature range | 0～70℃ ※凍結､結露なきこと | ||||
| 製品質量weight | 497g | 471g | 61g | ||
| CAD | |||||
- ※1 可動範囲内でご使用ください。破損の原因となります ※2 外力などにより、若干変位する場合があります
- ※3 天板変位量が±0.1mm（XY）以内、±0.5°（θ）以内で保持が可能な参考値です
- ◎数値はエアー圧0.4MPaにて算出
| FCD-NE6RC-2T | |
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| FCD-NE10RC-2T | |
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| FCD-NE20RC-2T | |
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エアー圧：0.4MPa時
| 型 式model | FCD-NE6RC-2T | FCD-NE10RC-2T | FCD-NE20RC-2T | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 使用方向use direction | 上下兼用upward-downward | ||||
| 可搬質量payload limit | 6kg | 10kg | 20kg | ||
| 天板可動範囲※1top plate stroke | X、Y | ±2mm | |||
| θ | 原位置時at original position |
±9° | ±8° | ±6° | |
| 最大偏芯時at maximum offset |
0° | ||||
| 許容モーメントallowable moments | α | 1.8N・m | 3.0N・m | 4.8N・m | |
| 天板ロック機構type of lock for top plate | X、Y、θ | センターロック（エアーON時） | |||
| 天板ロック 保持力※2allowable radial load |
X、Y | 130N | 197N | 320N | |
| θ | 0.7N・m | 2.0N・m | 4.0N・m | ||
| 繰り返し精度repeat accuracy | X、Y | ±0.05mm | |||
| θ | ±0.5° | ||||
| 求心力beg for strength | X、Y、θ | 有（エアーOFF時、磁力による） | |||
| 使用流体fluids | ドライエアー | ||||
| 使用圧力範囲pressure range | 0.3～0.6MPa | ||||
| 耐 圧withstand pressure | 0.9MPa | ||||
| 使用温度範囲temperature range | 0～70℃ ※凍結､結露なきこと | ||||
| 製品質量weight | 215g | 317g | 604g | ||
| CAD | |||||
- ※1 可動範囲内でご使用ください。破損の原因となります ※2 天板変位量が±0.1mm（XY）以内、±0.5°（θ）以内で保持が可能な参考値です
- ◎数値はエアー圧0.4MPaにて算出
カスタマイズモデル
ご要望により、様々な仕様変更に対応できます。
両ロックタイプ
センターロック用・任意ロック用両方の動作が可能。通常はマグネットが引き合う力で天板が原点復帰しようとするが、任意ロック用のポートに給気することにより、ピッキング後、ワーク等を引き摺ってスライドすることがなくなります。
ノーマルクローズロックタイプ
常時は、天板ロック（任意 or センター）しており、給気した時のみ、ロックが解除されて天板がスライド可能。何かの要因でエアーがストップした際の対応等にも応用されています。
α・βタイプ
天板が、X・Y・θ・α・β方向に対応でき、給気によりセンターロックが可能。ツールがワークを斜めに保持してしまった時など、α・β方向の対応は、挿入時のわずかなきっかけに対応可能。
Zタイプ
内蔵スプリングがたわむことにより、ワークにかかる過負荷を軽減。挿入口付近での衝撃・挿入最後の突き当ての過負荷低減に繋がります。
中空タイプ
センターに貫通穴を設けることにより、配管・配線を通すことが可能。穴の外径と製品外径は比例して大きくなります。
偏芯大型タイプ
標準タイプ以上の可搬質量・XY偏芯量も条件次第で対応可能。
例：可搬質量250kg
XY偏心量±20mm