株式会社エイテック

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オリジナル球面の特長

ULTIMATE TRANSFER

ボールトランスファの最終進化形

エイテックは、プレインベアを従来の球面からオリジナル球面に移行する過程で負荷容量に対する様々な実験を重ねた結果、従来の球面に比べ、オリジナル球面は小玉やボール受け部にかかるストレスが非常に少なくなるという実験結果を得ました。

これにより、従来の荷重表記『負荷容量』という考え方を改め、新たに “静定格荷重” “動定格荷重” という定義を設け、表記を変更することにしました。

従来型(エイテック旧型)

従来型(エイテック旧型)

従来の球面では大ボール直下の小ボール受け面で荷重を受けていたため、負荷を分散させる小玉の数が少ない構造。

プレインベア(オリジナル球面)

プレインベア(オリジナル球面)

オリジナル球面は、円周上に配置された小ボール受け面で荷重を受ける構造のため、荷重を受ける小玉の数が多くなり(従来型の約6倍)、その多くの接触する小玉で負荷を分散することができます。

プレインベア(PV20B)にかかる荷重と高さ(a)の変位(たわみ量)の関係※愛知県産業技術研究所による測定

荷重と高さの変異の関係グラフ

プレインベア(PV20B)にかかる荷重と球面による大小ボールの接触圧力(計算値による)

荷重 20 kgf 80 kgf 100 kgf
従来の球面 3210 MPa 5090 MPa 5490 MPa
オリジナル球面 2540 MPa 4040 MPa 4350 MPa

プレインベア 静定格荷重定義

静定格荷重とは、プレインベアの大ボールとの接触材にSS400ミガキ材を使用した際、始動摩擦抵抗が3/100以下を維持できる時にプレインベアにかけることのできる最大荷重です。

プレインベアをワークの簡単な位置決め等にご使用される場合は、静定格荷重を目安にお選びください。

プレインベア 動定格荷重定義

動定格荷重とは、プレインベアが連続100km走行(500mm/sec)可能な時にプレインベアにかけることのできる最大荷重です。※弊社走行試験機での実験による

プレインベアを連続走行させるような状況下でご使用される場合は、動定格荷重を目安にお選びください。

推奨使用荷重表記について

球面形状・材質・構造上等の違いにより上記定義(静定格・動定格荷重)にあてはまらない製品については、それぞれの使用目的を考慮し導き出された推奨使用荷重とします。

プレインベア選定基準

プレインベア本体の寸法公差や、取り付け面の状態により、プレインベア全てに均等に荷重がかからない可能性があります。そのため、「ワーク重量×1.5≦プレインベア静定格(動定格)荷重×ワーク底面にあるプレインベア個数」を目安にプレインベアをお選びください。

プレス成形品については「ワーク重量×2≦プレインベア推奨使用荷重×ワーク底面にあるプレインベア個数」を目安にプレインベアをお選びください。

尚、スプリングクッションタイプは、セット荷重以上の荷重がかかればプレインベアが沈み込み、より多くのプレインベアで負荷することができるので、「ワーク重量≦プレインベアセット荷重×ワーク底面にあるプレインベア個数」を目安にプレインベアをお選びください。

※ワークの重量を考慮し、プレインベアを取り付ける面の板厚を決定してください。板厚が不足している場合、フレームの上にあるプレインベアだけで荷重を受けてしまい、フレームのない部分が板のタワミで荷重を受けきれない場合があります。

選 定 例

  • ワーク重量800kg PV120B(静定格荷重)選定時 「800×1.5 ≦ 200×6」
  • ワーク重量800kg PV120B(動定格荷重)選定時 「800×1.5 ≦ 120×10」
  • ワーク重量500kg PV30(推奨使用荷重)選定時 「500×2 ≦ 30×34」

その他の推奨使用荷重表記製品については、その表記荷重以下のワークでの使用を目安にお選びください。

業界革命! エイテックオリジナル球面(PAT.P)

プレインベアは今までのボールトランスファと全く違う新機構のオリジナル球面(PAT.P)を採用しています。※プレス成形品の一部を除く。

従来のボールトランスファは大ボール直下の小ボール受け面でワークの全荷重を受けていましたが、プレインベアはオリジナル球面(PAT.P)を採用することにより、ワークの荷重を多数の小ボールにて円周で受けることができます。

重量物を動かすことで生まれた大ボールの回転運動が内部の小ボールに循環的に伝わり、なめらかな動きを実現し、さらに材質を変更することで、「防錆」「耐熱」「非磁性」への機能対応も可能です。

オリジナル球面採用製品にはマークを付けております。

業界唯一の上下兼用ボールトランスファ

オリジナル球面(PAT.P)の採用により、プレインベアを下向きに使用しても、上向き使用時と同じ球面部でワークの荷重を負荷します。そのため、プレインベアは上向き、下向き、横向きの区別なく使用可能とした業界唯一のボールトランスファです。※一部高速搬送対応として下向き専用品があります。

従来型(エイテック旧型)

一般的なボールトランスファの構造

従来型(エイテック旧型)

プレインベア(オリジナル球面)

多数の小ボールが大ボールと接触しているため、大きな耐久性とスムーズな回転を得ることができます。

プレインベア(オリジナル球面)

大幅な耐荷重・耐久性能向上と新荷重表記の採用

同荷重のワークを乗せた場合、プレインベアは従来品に比べ約6倍の小玉で負荷を分散させる為(面圧が約40%軽減)大きく耐久性が向上されました。始動摩擦抵抗については、静定格荷重内の使用においても3/100以下を計測。※ボールとの接触面はSS400ミガキ材を使用 その圧倒的な耐荷重性を表現するにあたり、プレインベアは一部製品に対しまして、耐荷重表記に静定格、動定格荷重を採用致します。

COST DOWNの実現による低価格化の成功

プレインベアは、徹底した製造工程の合理化と上下兼用という特質による同品種大量生産によって大幅なコストダウンに成功しました。

あらゆる用途にてすべてのお客様に満足していただける製品を提供しつづけます。

過酷な条件で使用可能

プレインベアは、大ボール直下の小ボール受け面では荷重を受けません。この構造により、本体最下点に多数のゴミ抜き穴を開けることができます。従来の構造では難しいとされる小ボールの受け部に穴加工を施し、内部に入り込んだゴミや水などを排出します。プレインベアゴミ排出タイプは過酷な条件下でも正常に作動し、スムーズな回転を維持し続けます。

ゴミを排出するという抜本的な解決方法を実現